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クマ取りとヒアルロン酸はどっち?目の下の膨らみ・くぼみ別の選び方

目元・クマ

クマ取りとヒアルロン酸は、どちらも目の下の段差を目立ちにくくする治療ですが、そのアプローチは正反対です。クマ取りの手術は、眼窩脂肪の膨らみや余分な皮膚を取り除いたり移動させたりする治療です。これに対してヒアルロン酸は、膨らみの下のくぼみにボリュームを補う治療です。膨らみが主な原因なら手術、くぼみや肌の薄さが主な原因ならヒアルロン酸が適した選択肢となり、両方が重なる場合は併用することもあります。

この記事では、エクラクリニック大宮で行っているクマ取りの4つの術式とヒアルロン酸注射をもとに、目の下の状態に応じた選び方や、持続・ダウンタイム・費用の比較、併用する場合の順番、目の下にヒアルロン酸を入れる際の注意点をまとめました。術式の詳細はクマ取り・目の下のたるみ治療の施術ページでもご案内しています。

この記事で分かること

  • クマ取りの手術とヒアルロン酸注入の根本的な違い
  • 膨らみ・くぼみ・皮膚のたるみ・色味別に、どちらが向いているか
  • 持続・ダウンタイム・費用・リスクの比較
  • ヒアルロン酸だけでは整いにくい目元と、手術だけでは残りやすい影
  • 併用する場合の順番と、追加治療を判断する時期
  • 目の下のヒアルロン酸で注意したい血管閉塞・凹凸・チンダル現象

クマ取りとヒアルロン酸は何が違うのか

手術と注入治療とでは、膨らみや皮膚を取り除くか、ボリュームを補うかという治療アプローチが異なります。クマ取りの手術は、眼窩脂肪の膨らみや余分な皮膚へ直接働きかける治療です。経結膜脱脂術は脂肪を取り除き、裏ハムラ法・表ハムラ法は脂肪をくぼみへ移動させ、下眼瞼たるみ取りと表ハムラ法は余分な皮膚も切除します。一方、ヒアルロン酸注射は、くぼみにヒアルロン酸を注入してボリュームを補い、周囲との段差を整えます。

比較項目 クマ取り(手術) ヒアルロン酸注射
何をするか 膨らみの脂肪を取る・くぼみへ移す・余分な皮膚を切除する くぼみにボリュームを補う
向いている原因 眼窩脂肪の膨らみ、皮膚のたるみ くぼみ・影、肌の薄さによる段差
回数 通常1回 体内に吸収されるため定期的な治療が必要
持続 取り除いた脂肪は元に戻らないため、長期的な効果が期待できる(加齢による変化は進む) 製剤や部位により異なり、時間とともに吸収される
ダウンタイム 結膜側は腫れ1〜2週間、皮膚切開は腫れ3〜4週間以上。内出血は2〜3週間 短い。腫れ・内出血が出ることがある
傷跡・抜糸 結膜側はなし。皮膚切開は細い傷跡が残り、術後約1週間で抜糸 なし
やり直し 脂肪を取りすぎたくぼみは注入で補う。皮膚の取りすぎは慎重な見極めが必要 入れ過ぎや凹凸はヒアルロン酸溶解注射で溶かせる
特有のリスク 左右差、くぼみ、外反、複視、まれに視力障害 凹凸、チンダル現象、しこり、まれに血管閉塞による皮膚障害や視力障害

ヒアルロン酸は注射だけで済み、ダウンタイムが短いという利点がある一方、大きな脂肪の膨らみや余分な皮膚は取り除けません。膨らみがある部分にヒアルロン酸を足してしまうと、目の下全体がさらに膨らんで見えることもあります。逆に、くぼみが主な原因の方に脂肪を取る手術を行うと、移動できる脂肪が少なく、くぼみが深く見えることがあります。

目の下の状態別:クマ取りとヒアルロン酸のどちらが向いているか

選び方の基準は、クマの見た目の色だけで判断するのではなく、膨らみ・くぼみ・皮膚のたるみ・色味のどれが主な原因かです。上を向くと影が薄くなる方は膨らみが関係しています。皮膚を軽く引っ張っても色が変わらなければ茶クマ、薄くなれば青クマが目安です。

目の下の状態 向いている治療 理由
脂肪の膨らみが主で、くぼみは少ない クマ取り(経結膜脱脂術) 膨らみは注射では取り除けない。脂肪を取り除くだけで十分なことが多い
膨らみとくぼみの両方がある 裏ハムラ法、または脱脂+ヒアルロン酸・脂肪注入 脂肪をくぼみへ移動させるか、取り除いたうえで補うかを比較・検討する
膨らみは少なく、くぼみ・影が主 ヒアルロン酸注射(または脂肪注入) ボリューム不足が原因のため、補う治療が向いている
皮膚のたるみ・しわが目立つ 表ハムラ法、下眼瞼たるみ取り 皮膚の余りは注射では改善しにくく、切除できる手術が適している
皮膚が薄く、青っぽさが主 肌育注射(リジュランiなど) 薄い皮膚のうるおいと厚みを整えるため。ヒアルロン酸で埋めるような段差ではない
茶色い色素沈着が主 ピコトーニング、外用薬 色素沈着による色は手術やヒアルロン酸では改善しないため

エクラクリニック大宮では、術式ありきではなく目元の状態から選びます。いちばん気になっているお悩みとご予算をうかがい、必要のない注入や追加の治療を前提にせず、効果的で無駄のない治療を優先します。4つの術式の違いは「クマ取りの方法|4つの術式と注入治療の違い、向いているクマの見分け方」で、種類別の治療は目元・クマのお悩みページでも整理しています。

ヒアルロン酸だけでクマを整えにくいケース

「まずは切らずに相談したい」という方は多く、ヒアルロン酸は目の下の治療の第一歩として選ばれやすい方法です。ただし、次のような目元の状態ではヒアルロン酸だけでは整いにくいため、切らない方法で対応できる範囲とその限界についても丁寧にご説明しています。

  • 脂肪の膨らみがはっきりしている:膨らみの下にヒアルロン酸を足しても段差が残り、目元全体が重たく見えてしまうことがある
  • 皮膚の余りやしわが多い:ボリュームを補っても、皮膚のたるみまでは改善しない
  • くぼみが深く、必要な量が多い:注入量が増えるほど、凹凸やチンダル現象(青白く透けて見える現象)のリスクが高まる
  • 定期的な通院を続けたくない:ヒアルロン酸は体内に徐々に吸収されるため、効果を維持するには繰り返しの治療が必要となる

反対に、手術だけでは残りやすいのが「膨らみの下のくぼみ」と「色」です。脱脂で膨らみを取ってもくぼみは埋まらず、影として残ることがあるため、くぼみがある方には裏ハムラ法や、脱脂に注入を組み合わせる方法を比較します。手術後に長い年月で起こる変化は「目の下の脱脂から10年後はどうなる?クマ取りの持続と再発の考え方」で説明しています。

クマ取りとヒアルロン酸を併用する場合の順番と間隔

膨らみとくぼみの両方がある方の場合は、クマ取りの手術とヒアルロン酸の併用を検討します。エクラクリニック大宮では、手術と注入を組み合わせる際、クマ取りの施術ページに記載している施術間隔の考え方に沿って、次の流れで進めています。

  1. 診察で膨らみ・くぼみ・皮膚のたるみ・色味を確認し、まず手術が必要かどうかを判断する
  2. 手術を行う場合は、脂肪を取り除くか移動させるかを決め、術後にくぼみが残りそうかを見極める
  3. 経結膜脱脂術では、目の下のくぼみが目立つ場合に、必要に応じて手術時にヒアルロン酸などを注入してなめらかに整えることがある
  4. それ以外の追加注入は、腫れが落ち着いてから必要かどうかを判断する(仕上がりの確認は、腫れが引く術後1か月ほどが目安)

裏ハムラ法は、余っている脂肪を足りないところへ移すため、原則としてほかの部位からの脂肪注入やヒアルロン酸を加えずに段差を整えられます。「脱脂+ヒアルロン酸」と「裏ハムラ法」のどちらが合うかは、くぼみの深さと皮膚のたるみの量で判断します。先にヒアルロン酸を入れている方が手術を検討する場合は、注入歴を必ず診察時にお知らせください。術後の経過は「クマ取りのダウンタイム|腫れ・内出血はいつまで?術式別の経過と過ごし方」をご覧ください。

涙袋との関係

涙袋は目のすぐ下にある細長い膨らみであり、クマの原因となる膨らみとは別の組織です。裏ハムラ法は皮膚側の眼輪筋を傷つけずに行えるため涙袋の形を保ちやすい一方、表ハムラ法は皮膚側から筋肉を処置するため、涙袋の見え方が変わる場合があります。涙袋を残したいというご希望がある場合は、術式を決める前の診察時に必ずお伝えください。なお、ヒアルロン酸で涙袋を形成する施術は、目の下のくぼみを補う注入とは目的が異なるため、別個にご相談いただく形となります。

持続・ダウンタイム・費用の比較

持続と回数

クマ取りの手術は通常1回で終了します。取り除いた脂肪が元に戻ることはないため、膨らみの改善効果は長期的に続くことが期待できます。ただし、術後も加齢による皮膚や組織の変化は自然に進みます。一方、ヒアルロン酸は徐々に体内に吸収されるため、効果を維持するには定期的な治療が必要です。なお、ご自身の脂肪を用いる脂肪注入は、定着した脂肪が比較的長持ちする反面、脂肪を採取する必要があるため身体への負担や費用がかかります。

ダウンタイム

結膜側からアプローチする手術(経結膜脱脂術・裏ハムラ法)は、腫れが術後2〜3日をピークに1〜2週間ほどで落ち着くことが多く、皮膚を切開する手術(表ハムラ法・下眼瞼たるみ取り)は腫れが3〜4週間ほど続き、術後約1週間で抜糸を行います。内出血はどの術式であっても2〜3週間ほど残る場合があります。一方、ヒアルロン酸は比較的ダウンタイムが短い治療ですが、一時的に腫れや内出血が生じることはあります。

費用の考え方

手術は術式ごとの料金設定であるのに対し、ヒアルロン酸は使用する本数(1cc単位)ごとの料金設定です。1回あたりの費用は手術のほうが高くなりますが、ヒアルロン酸は定期的な再治療が前提となるため、数年単位の長期で見ると総額の印象が変わってきます。目先の費用の安さだけで選ぶのではなく、ご自身の目元の状態に最も適した方法かどうかで見極めることが大切です。

クマ取りとヒアルロン酸の料金

術式 通常価格 モニター割 キャンペーンモニター
クマ取り(経結膜脱脂術) 198,000円 118,000円 79,800円
裏ハムラ法 440,000円 264,000円 176,000円
表ハムラ法 550,000円 330,000円 220,000円
下眼瞼たるみ取り 330,000円 198,000円 132,000円

※2026年11月2日時点の料金表の金額で、すべて税込です。モニター割・キャンペーンモニターは目隠しモニターの条件付き価格で、キャンペーンモニターは期間限定です。適用条件、麻酔や併用治療などの追加費用の有無は診察時にご案内します。初診料・再診料は0円です。最新の料金と適用条件は料金表でご確認ください。

ヒアルロン酸注射は1本(1cc)あたりの料金で、目の下に必要な注入量は診察時に判断します。LINE限定価格は、公式LINEにご登録いただいた方限定の価格です。また、クマ取りと同時に中顔面へ脂肪注入を行う場合は、クマ取り併用割の料金が適用されます。

注入治療 通常価格 LINE限定価格
韓国製ヒアルロン酸 1本(1cc) 35,000円 29,800円
アラガン製ヒアルロン酸 1本(1cc) 60,000円 50,000円

製剤の種類や、入れ過ぎてしまった場合のヒアルロン酸溶解注射については、ヒアルロン酸注射のページとヒアルロン酸溶解注射のページでご案内しています。

目の下にヒアルロン酸を入れるときの注意点

目の下は皮膚が薄く、少量の注入で段差を整えやすい反面、入れ過ぎや浅い層への注入によって凹凸やチンダル現象(ヒアルロン酸が青白く透けて見える現象)が起こりやすい繊細な部位です。注入治療全般には腫れ・内出血・凹凸・感染・アレルギーなどのリスクが伴い、ヒアルロン酸注入では、まれに血管閉塞による皮膚障害や視力障害といった重い合併症が起こることもあります。強い痛み、急な皮膚の変色、視界の異常などが現れた場合は、直ちに当院へご連絡ください。

目の下へのヒアルロン酸注入における製剤の選び方や注入の深さ、チンダル現象を防ぐポイントについては、目の下のヒアルロン酸|クマ・くぼみへの注入とチンダル現象でくわしく解説しています。また、皮膚の薄さや小じわが気になる方は、目元向けの肌育注射についてまとめた目元のリジュランiを大宮で相談する方へ|小じわ・腫れ・内出血の注意点も参考にしてください。

クマ取りを受けられない方

  • 妊娠中・授乳中の方(注入治療も同様)
  • 目のまわりに感染や強い炎症がある方
  • 出血しやすい病気がある方、全身状態が安定していない方
  • 麻酔薬に重いアレルギーがある方
  • そのほか、医師が手術に適さないと判断した方

抗凝固薬や抗血小板薬などを服用されている方、緑内障やドライアイなどの目の病気がある方、過去に目元の手術や注入治療を受けたことがある方は、診察時に必ずお知らせください。なお、服用中のお薬をご自身の判断で中止することはおやめください。

クマ取りのリスク・副作用

術後は腫れ、むくみ、内出血、痛み、目のごろつき、乾燥、結膜の充血などが生じることがあり、程度や期間には個人差があります。仕上がりに関しては、左右差、凹凸、くぼみ、膨らみの残存、たるみの残存、傷跡・赤み・硬さなどが起こることがあり、経過によって追加の治療が必要になる場合があります。手術に伴う合併症として、感染、出血・血腫、下眼瞼外反、まぶたの閉じにくさ、複視、麻酔薬などへのアレルギー、まれに視力障害などの重い合併症が起こる可能性があります。急な見えにくさ・視力低下、強い目の痛み、急速に増える腫れ、止まらない出血がある場合は、様子を見ず直ちに当院へご連絡ください。起こりうる仕上がりの問題と避け方は「クマ取りの失敗例|くぼみ・取り残し・外反を避ける考え方と修正の選択肢」で説明しています。

クマ取りとヒアルロン酸に関するよくある質問

Q. クマ取りとヒアルロン酸、どちらを先に考えるべきですか?
A. 脂肪の膨らみがはっきりある方は、まず手術で膨らみを整えることを考えます。膨らみが少なく、くぼみや影が主な方はヒアルロン酸が選択肢です。どちらか分からない段階でも、術式を決めずにそのままご相談いただけます。
Q. ヒアルロン酸だけでクマは消えますか?
A. くぼみや影が主な原因であれば目立ちにくくなることが期待できますが、脂肪の膨らみや皮膚のたるみ、茶クマ・青クマの色はヒアルロン酸では変わりません。原因を診察で確認してから選びます。
Q. クマ取りの手術の後にヒアルロン酸を入れるのはいつですか?
A. 経結膜脱脂術では、くぼみが目立つ場合に手術時に注入することがあります。それ以外の追加の注入は、腫れが落ち着いてから必要かどうかを判断します。
Q. 先にヒアルロン酸を入れていても手術はできますか?
A. 注入歴を診察時にお知らせいただいたうえで、状態を確認して判断します。入れ過ぎや凹凸がある場合は、ヒアルロン酸溶解注射で溶かしてから手術を検討することもあります。
Q. ヒアルロン酸で涙袋はつくれますか?
A. 涙袋のヒアルロン酸注入は、目の下のくぼみを補う注入とは目的が異なります。クマの治療と分けてご相談ください。

クマ取りとヒアルロン酸は、膨らみや余分な皮膚を取り除くか、くぼみを補うかという正反対の治療法であり、どちらが適しているかは目の下の原因で決まります。膨らみが主なら手術、くぼみが主ならヒアルロン酸、両方が重なる場合は併用や裏ハムラ法を検討します。埼玉・大宮でクマ取りかヒアルロン酸かで迷っている方は、エクラクリニック大宮にご相談ください。

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監修医師

エクラクリニック大宮 院長 山洞 龍馬(さんどう りょうま)。日本美容外科学会(JSAS)正会員。経歴と資格はクリニック・院長紹介をご覧ください。

クリニック案内

項目 内容
医院名 エクラクリニック大宮
住所 〒330-0844 埼玉県さいたま市大宮区下町1丁目45 松亀センタービル 103
アクセス JR大宮駅東口から徒歩6分(道順を見る)
診療時間 10:00–19:00(完全予約制)
休診日 月曜日・木曜日
ご予約 WEB予約・LINE予約(24時間受付)。カウンセリングのみのご予約も可能です。
お支払い 現金・各種クレジットカード

このコラムのテーマ

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