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鼻のヒアルロン酸|鼻筋・鼻根でできることと注意したいリスク

小顔・輪郭

鼻のヒアルロン酸は、目と目の間の鼻根や鼻筋に少量を注入し、高さや段差を整える方法です。切らずに横顔の印象を変えられる一方で、鼻のまわりには重要な血管が多く、ヒアルロン酸の中でも慎重さが求められる部位です。

この記事では、鼻のヒアルロン酸でできることと難しいこと、鼻筋が太く見えてしまう原因、気をつけたいリスク、持続と溶解の考え方、料金の目安までをまとめます。エクラクリニック大宮で使う製剤や施術の流れは、ヒアルロン酸注射の施術ページでもご案内しています。

この記事で分かること

  • 鼻のヒアルロン酸で整えやすい部位と、変えにくい部位
  • 鼻根・鼻筋・鼻先で、注入の考え方がどう違うか
  • 鼻筋が太く見える、形が崩れるといった失敗が起こる理由
  • 血管塞栓など、鼻だからこそ知っておきたいリスク
  • 持続の考え方と、ヒアルロン酸溶解注射で戻す方法
  • 料金の目安と、施術を見送ったほうがよいケース

鼻のヒアルロン酸でできること

ヒアルロン酸は、足りない部分にボリュームを足す治療です。鼻に使う場合は、低い鼻根を少し高くする、鼻筋の途中にある段差やくぼみをなめらかにつなぐ、といった「足して整える」変化が中心になります。鼻を小さくしたり、短くしたり、鼻の穴の形を変えたりすることはできません。

つまり、鼻のヒアルロン酸が向いているのは、もともとの鼻の形を生かしながら、高さとラインを少し補いたい方です。大きく形を変えたい場合は、ヒアルロン酸を足すほど鼻全体が大きく見えてしまうことがあるため、ほかの方法も含めて検討します。

部位別の向き・不向き

部位 整えやすい変化 注意したい点
鼻根(目と目の間) 低い鼻根を少し高くし、横顔のラインをなだらかにする 目に近く、血管塞栓が起きたときの影響が大きい部位
鼻筋(鼻の中央) 途中の段差やくぼみをつなぎ、まっすぐなラインに見せる 量が多いと横に広がり、鼻筋が太く見えやすい
鼻先 少しだけ高さや形を補う 皮膚に余裕が少なく、血流障害のリスクが高いとされる。適応はかなり限られる
小鼻・鼻の穴 ヒアルロン酸では小さくできない 足すほど大きく見えるため、基本的に注入の対象外

表のとおり、鼻のヒアルロン酸で効果を感じやすいのは鼻根と鼻筋です。鼻先は形を出したい方が多い部位ですが、皮膚が硬く張りつめているため製剤の逃げ場が少なく、血管を圧迫しやすいと考えられています。当院では、鼻先への注入はとくに慎重に判断します。

鼻のヒアルロン酸が向いている方・向いていない方

向いている方

  • 鼻根が低く、横から見たときに目元との段差が気になる
  • 鼻筋の途中にくぼみがあり、ラインがなめらかにつながっていない
  • 手術は避けたいが、少しだけ鼻筋を通したい
  • まずは元に戻せる方法で、鼻の高さの変化を試したい

向いていない方・慎重に考えたい方

  • 鼻を小さく、細く、短くしたい(ヒアルロン酸は足す治療のため)
  • 鼻先だけを大きく高くしたい、くっきりとがらせたい
  • 過去に鼻へ何度も注入していて、今どこに何が残っているか分からない
  • 鼻にシリコンなどの異物や手術歴があり、組織の状態が分からない
  • 近いうちに大切な予定があり、腫れや内出血を避けたい

特に注意したいのが、過去の注入歴です。ヒアルロン酸以外の注入物が残っていると、ヒアルロン酸溶解注射では溶かせません。注入物の種類や位置が分からず安全な計画を立てられない場合は、施術を見送ることもあります。分かる範囲で、いつ・どこで・何を入れたかを診察でお知らせください。

鼻筋が太く見える・形が崩れる原因

鼻のヒアルロン酸の失敗としてよく聞くのが、「鼻筋が太くなった」「横に広がって見える」という悩みです。主な原因は次の3つです。

  1. 一度に入れる量が多い:高さを出そうとして量を増やすと、製剤が横に広がり、鼻筋の幅まで増えて見えます。
  2. くり返しの追加注入:前回のヒアルロン酸が残っているうちに重ねると、少しずつ幅が増え、正面から見たときに鼻が大きく見えることがあります。
  3. 製剤と層が合っていない:やわらかすぎる製剤や浅い層への注入は、形を保ちにくく、凹凸や透けの原因になります。

鼻のヒアルロン酸は、高さを出しすぎず、細く通すことが自然に見せるポイントです。当院では、正面・斜め・横顔を確認しながら少量ずつ注入し、目元やおでこ、あごとのバランスも見て仕上がりを決めます。顔全体のバランスで考える理由は、「大宮でヒアルロン酸注射を自然に受けたい方へ|不自然に見えにくい考え方」でもくわしく説明しています。

すでに鼻筋が太く見えている場合は、追加する前に今の状態を整えることを優先します。ヒアルロン酸であれば、ヒアルロン酸溶解注射で減らしてから、改めてデザインを相談する方法があります。

鼻のヒアルロン酸で特に注意したいリスク

鼻のまわりには、目の奥の血管とつながる細い血管が通っています。そのため、鼻のヒアルロン酸では、まれに起こる血管塞栓(製剤が血管に入ったり、血管を圧迫したりして血流が止まること)が、皮膚の障害だけでなく、視力障害や失明といった重い合併症につながる可能性があります。

当院の施術ページでも、鼻のヒアルロン酸は「ご希望だけで施術を決めず、過去の注入歴、鼻の形、必要な変化、代わりの方法も確認して判断する」としています。どんな施術でもリスクをゼロにはできないため、少ない量で目的を果たせるか、そもそもヒアルロン酸が合っているかを、診察で一緒に確かめます。

すぐに連絡してほしい症状

  • 注入中・注入後の強い痛み
  • 鼻や額、目のまわりの皮膚が白・紫・網目状に変わる
  • 視界がぼやける、欠ける、見えにくい
  • 目の痛み、急な強い頭痛

こうした症状は、時間がたつほど回復が難しくなることがあります。施術中に異変を感じたらすぐにお声がけいただき、施術後であれば時間を置かずに当院へご連絡ください。視界の異常がある場合は、当院からの返事を待たずに救急医療機関を受診してください。

よく起こる反応

血管塞栓のほかに、鼻のヒアルロン酸でよく起こるのは、腫れ、むくみ、赤み、痛み、内出血です。腫れやむくみは数日で軽くなることが多く、内出血は1〜2週間ほど目立つことがあります。そのほか、左右差、凹凸、しこり、感染、アレルギー、遅れて出る腫れや炎症が起こることもあります。

副作用全体の起こりやすさと対処の流れは、「ヒアルロン酸注射の副作用とリスク|内出血・しこり・血管塞栓」でまとめています。

施術の流れと、施術後の過ごし方

  1. 診察・カウンセリング:理想の横顔、過去の注入歴・手術歴を確認し、ヒアルロン酸が合うかどうかを判断します。
  2. 写真撮影・デザイン:正面・斜め・横顔を記録し、注入する位置と避ける位置を決めます。
  3. 冷却・注入:医師が針またはカニューレで、少量ずつ注入します。皮膚の色や痛みの変化を確かめながら進めます。
  4. 仕上がり確認:左右差、触れたときの状態、皮膚の色を確認して終了します。

施術後は、注入した部位を強く押したり、もんだりしないでください。鼻は日常的にさわりやすい部位なので、とくに注意が必要です。当日は飲酒、激しい運動、サウナ、長時間の入浴を控えます。洗顔やメイクは、針穴の出血が止まり、痛みや腫れが強くなければ可能です。

メガネについては、重いフレームで鼻根を長時間押さえ続けると形に影響することが考えられます。普段メガネをかける方は、施術前にご相談ください。直後の見た目だけで追加を決めると、腫れが引いたあとに過量になることがあるため、追加や修正は腫れが落ち着いてから判断します。

鼻のヒアルロン酸の持続と、元に戻す方法

鼻のヒアルロン酸は、時間とともに少しずつ体に吸収されます。持続の目安は、製剤の種類や硬さ、注入量、組織の動き、代謝によって変わるため、使う製剤を決めたうえで個別にご説明します。鼻は表情で大きく動く部位ではありませんが、くり返し注入すると製剤が残りやすく、気づかないうちに幅が増えていることもあります。

ヒアルロン酸の利点は、ヒアルロニダーゼという酵素で溶かせることです。形が合わない、太く見える、他院で入れたものを見直したい、といった場合に使えます。ただし、溶解注射は範囲を細かく選ぶのが難しく、必要以上に溶けたり、十分に溶けずに追加が必要になったりすることもあります。持続の考え方は「ヒアルロン酸注射とは?効果・向いている悩み・持続の考え方」でもまとめています。

ほかの施術との間隔も確認しておきましょう。当院の施術間隔の目安では、ヒアルロン酸どうしは4週間あけます。同じ日にボトックスを受ける場合は、ボトックスを先に受ければヒアルロン酸を同じ日に受けられます。ヒアルロン酸を先に受けた場合は、ボトックスまで2週間あけます。

診察で医師が確認すること

鼻のヒアルロン酸では、「どこを何ミリ高くするか」より先に、注入してよい鼻かどうかを確かめます。エクラクリニック大宮の診察では、主に次の点を見ています。

確認すること 理由
鼻根の位置と高さ 高くする位置が目に近すぎると、顔の中心が寄って見えたり、鼻が長く見えたりする
鼻筋の幅と皮膚の厚さ 皮膚が薄い方は製剤の凹凸が出やすく、幅が広い方は量を控えないと太く見えやすい
過去の注入歴・手術歴 残っている製剤や異物、瘢痕があると、広がり方や血管の位置が予測しにくくなる
おでこ・あご・目元とのつながり 鼻だけを高くすると、ほかの部位とのバランスが崩れて不自然に見えることがある
ご希望の変化の大きさ ヒアルロン酸で出せる高さには限りがあり、大きな変化を望む場合はほかの方法が合うことがある

写真で理想の横顔をお持ちいただくのも役に立ちます。ただし、骨格や皮膚の厚さが違うと同じ形にはならないため、写真のどの部分に近づけたいのかを一緒に整理してから、注入する量と位置を決めます。

確認の結果、ヒアルロン酸より別の方法が合うと判断した場合や、今は入れないほうがよいと判断した場合は、その理由をお伝えします。施術を受けるかどうかは、説明を聞いてから決めていただいてかまいません。

鼻のヒアルロン酸の料金

鼻のヒアルロン酸は、ほかの部位に比べて少ない量で済むことが多い一方、製剤の硬さと形の保ちやすさが仕上がりを左右します。当院の料金表の金額は次のとおりです。必要な本数は、診察で鼻の高さや皮膚の厚さを見てご説明します。

製剤 通常価格 LINE限定価格
韓国製ヒアルロン酸 1本1cc 35,000円 29,800円
アラガン製ヒアルロン酸 1本1cc 60,000円 50,000円
SKINVIVE(スキンバイブ)1本1cc 50,000円 44,000円

※2026年10月31日時点の料金表の金額で、すべて税込です。LINE限定価格は公式LINEにご登録いただいた方限定の価格、初回価格は初めてその施術を受ける方の価格、チケットは1回あたりの金額です。初診料・再診料は0円です。最新の料金と適用条件は料金表でご確認ください。

料金表では、ヒアルロン酸のモニターは合計から15%引きと案内しています。他院で入れたヒアルロン酸を溶かしてから入れ直す場合は、別に溶解注射の料金がかかります。合計金額は診察後に確認してから施術します。

鼻のヒアルロン酸と、顔全体のバランス

鼻の高さは、おでこやあご、目元との関係で印象が変わります。たとえば、おでこが平らな方は鼻根だけを高くするとつながりが不自然になりやすく、あごが後ろに下がっている方は鼻だけが目立って見えることがあります。おでこの丸みについては「おでこ・こめかみのヒアルロン酸|丸みとくぼみの整え方」、あごの形については「大宮であご・唇・輪郭のヒアルロン酸を相談するなら|製剤とデザインの考え方」で紹介しています。

顔の輪郭や横顔のバランス全体で悩んでいる方は、小顔・輪郭のお悩みページもあわせてご覧ください。鼻だけを部分的に直すより、顔全体で優先順位をつけたほうが、少ない量で自然に整うこともあります。

鼻のヒアルロン酸に関するよくある質問

Q. 鼻のヒアルロン酸で、鼻を細くできますか?
A. ヒアルロン酸は足す治療のため、鼻の幅そのものを細くすることはできません。鼻根から鼻筋に細く高さを出すことで、正面から見たときに鼻筋が通って見えることはあります。
Q. 鼻先にも入れられますか?
A. 鼻先は血流障害のリスクが高いとされ、皮膚の状態や必要な変化によっては注入をおすすめしないことがあります。診察で、注入以外の方法も含めてご説明します。
Q. どのくらいで形がなじみますか?
A. 注入直後から形は分かりますが、数日〜1〜2週間は腫れやむくみの影響を受けます。仕上がりの評価や追加の判断は、腫れが落ち着いてから行います。
Q. 他院で入れた鼻のヒアルロン酸を直せますか?
A. ヒアルロン酸であれば、溶解注射で減らしてから入れ直す方法があります。製剤名や注入日、量が分かる範囲でお知らせください。ヒアルロン酸以外の注入物は溶かせません。
Q. 鼻のヒアルロン酸は痛いですか?
A. 針を刺す痛みや、製剤が入るときの圧迫感があります。痛みの感じ方には個人差があるため、冷却や麻酔を組み合わせます。不安が強い方は診察時にご相談ください。
Q. マスクやメガネはいつから使えますか?
A. マスクは強く押さえつけなければ使えることが多いです。メガネは鼻根を長時間圧迫しないよう、施術前にご相談ください。

鼻のヒアルロン酸は、量と位置の判断がそのまま仕上がりと安全性に関わる施術です。「少しだけ鼻筋を通したい」「入れるべきかどうかから相談したい」という段階でもかまいません。埼玉・大宮で鼻のヒアルロン酸をご検討の方は、エクラクリニック大宮にご相談ください。

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監修医師

エクラクリニック大宮 院長 山洞 龍馬(さんどう りょうま)。日本美容外科学会(JSAS)正会員。経歴と資格はクリニック・院長紹介をご覧ください。

クリニック案内

項目 内容
医院名 エクラクリニック大宮
住所 〒330-0844 埼玉県さいたま市大宮区下町1丁目45 松亀センタービル 103
アクセス JR大宮駅東口から徒歩6分(道順を見る)
診療時間 10:00–19:00(完全予約制)
休診日 月曜日・木曜日
ご予約 WEB予約・LINE予約(24時間受付)。カウンセリングのみのご予約も可能です。
お支払い 現金・各種クレジットカード

このコラムのテーマ

小顔・輪郭|ヒアルロン酸注射

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